20年以上の通販キャリア、130社以上の支援実績をもとに、LTVを現状から10%以上の改善を約束します。
アップセル率、クロスセル率、F2展開率、定期解約阻止率、年間移行率などを、同梱ツール、メール、LINE、コールセンターを駆使して、確実にPDCAを回す仕組みを作ります。

CRMに関して、
このようなお悩みありませんか?

  • 限界CPO以上に!LTVが上がらず、新規が取れない
  • 定期のF2が50%以下に、継続率が上げられない
  • アップセル率が10%台、30%以上にしたい
  • クロスセルでLTVを上げたいが仕組みが分からない
  • 2stepがうまくいかない。1stepをテストしたい
  • お客様の声の集め方、分析のやり方が分からない
  • CRMを構築できる責任者、社員がいない
  • CRMの効果検証ができず、PDCAを回せない
  • クリエイティブの精度が上がっていかない
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CRM専門コンサルにお任せください

130社以上の改善実績をもとに、
本質的な考え方、事業シミュレーション、
具体的施策を指南いたします。

METHOD

独自のノウハウ/成功パターン
【独自のノウハウ1】

オフライン単品通販の成功ターンをオンラインのD2Cに落とし込みます。
新聞やテレビから新規を獲得したお客様をどう引上げ、どうLTVを上げているかご存知ですか?
数百億円の売上を維持している通販会社が今も何十社もいるオフライン単品リピート通販。
そのメソッドを惜しみなく伝授します。

【独自のノウハウ2】

11年間のD2C業界の成功パターンを伝授します。
これまでWEB単品通販がどのような会社、商品、売り方が成功してきたのか、
また失敗してきたのか、今現在、成功しているビジネスモデルや事例を知っていますか?
今うまくいかないのはただ方法を知らないからです。
通販業界、20年のコンサルタントだからこそ、知っている秘密のメソッドをご提供します。



現状維持は衰退です。
まずはお気軽に無料相談。お問合せください。

Service

サービス紹介
CRMコンサルティング
現状のCRMの課題をすべて洗い出し、KPIを定めて、優先順位をつけてPDCAを回します。事業計画から見直し、具体的施策を実施できる体制を整えます。お客様アンケートや取材により、本質的な課題やアイデアを創出します。現状のクリエイティブやオファーを具体的に改善します。実績のある支援業者やツールのご紹介もさせていただきます。
これからますますニーズの高まるAmazon客の囲い込み、ファン化、自社ECへの誘導もご支援します。

                              月額50万円(1年契約) 
      先着1社限定 お試し月額30万円(3ヶ月間限定)
                                                                ※税別
小見出し
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そもそもD2Cの事業展開で
このようなお悩みもありませんか?

  • D2Cを始めたいけど、どう始めたらいいか分からない
  • LTVが合う新規獲得方法を構築したい
  • P2Cで何を作ってどう売ればいいか分からない
  • 成果報酬で費用対効果の高いCRM施策だけテストしたい
  • できる限りコストを削減して利益を創出したい
  • 社員の意識、知識のレベルアップを図りたい
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
ECスタートアップコンサル
どんな商材をどんな売り方をすれば成功する確率が上がるのか、基本戦術をご提案します。
市場の動向、ベンチマーク、参考となる通販事業者の情報をできる限り収集し、ご提供します。
事業シミュレーションを作成し、KPIを設定します。
OEM会社、ECカート、決済会社、ロジ、広告代理店、制作会社、コールセンターなど、フルフィルメントを構築します。
また、モール専業の企業様の自社EC展開もご支援します。

月額30万円(ローンチまで)~
ローンチ後の支援が必要な場合は別途ご相談
※税別
EC総合コンサルティング
  • ローンチ後の市場動向を踏まえ、新たに成功確率の高い戦略を構築し、事業シミュレーションを作成します。
  • 新規客獲得に適した商品開発をご提案します。
  • 媒体選定、クリエイティブ作成、広告運用を行います。
  • 価格、オファー、コース、購入条件などの設計を行います。
  • 自社EC、モールの販売計画立案、制作、広告展開、および運営を行います。
  • CRM全般の設計、支援を行います。
  • フルフィルメントの課題を見つけ、改善します。
  • 新規取り、リピート戦略、フルフィルメントが回る人材の組織構築をサポートします。
   ※具体的な実施は協力会社と組んでご支援します。

月額80万円~(1年契約)
※契約期間は別途ご相談可
※税別
P2Cモデルの通販全般支援
YouTubeで商品を啓もうする動画の作り方、誘導方法をアドバイスします。メインのインフルエンサーのモチベーションアップの方法を伝授します。炎上リスクを回避する方法をお伝えします。購入時にアップセル、クロスセルの仕組みを構築します。
顧客に適した訴求・価格のクロスセル商品をご提案、開発します。SNS全般の運営をサポートします。全般的なリピート戦略を構築し、顧客のLTVをアップします。
ロジ、コールセンターなどのフルフィルメントを構築します。PRを駆使し、広告に頼らないブランディング、新規取りを構築します。

  ※具体的な実施は、協力会社とともに支援します。

                  月額30万円~(1年契約)
                           制作、運用代行は別途
                          ※税別
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CRM成果報酬
《条件付き特別プラン》
初回注文時のアップセル、クロスセルの改善案を弊社で作成し、現状より良くなった時だけ成果報酬をいただきます。
顧客へのアップセル、クロスセルの改善案を弊社で作成し、現状より良くなった時だけ成果報酬をいただきます。
休眠顧客への掘り起こし施策を立案実行し、一定の成果以上になった時だけ成果報酬をいただきます。
コールセンターにおいて解約阻止のスクリプトを作成し、現状より良くなった時だけ成果報酬をいただきます。

※現状を詳しくお伺いしたうえで、状況、条件、成果報酬によりお受けできなことがあります。

成果報酬額は別途ご相談
コスト削減プラン
《条件付き特別プラン》
広告費、販促費、制作費、印刷費、ロジ費用、システム料、決済手数料、コールセンター費用、人件費など、無駄なものを徹底的にコストダウンし、効率化させます。
見直しできる可能性のある情報を一式いただき、コスト削減可能なものだけをご提案します。
一部のコスト削減でもお受けします。
変更後のトラブル等の対応はお受けできませんので、慎重にご判断お願いします。

※ただし、コストが下がっても、費用対効果も下がるものはご提案しません。
成果報酬は別途ご相談
D2C知見スキルアップ
勉強会プラン
各テーマに沿って1時間程度レビューシートを元にノウハウと事例をお話します。最後に、質疑応答時間を設け、実践に落とし込めるよう指南いたします。

●オフラインの単品通販から現WEBのD2Cに至るまで、単品通販の仕組み、歴史、事例
●「テクニック、マーケティング力」主体と、「ブランド力・CRM主体」の2つのビジネスモデルの違いと事例
●DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)のノウハウ、事例を解説
●ブライドコピーとレスポンスコピーの違いおよびコピーライティングの作り方、ポイントを解説
●LTVの定義は?など、CRMの基本的な考え方を一部事例を踏まえて徹底的に解説
●注文時、購入後のアップセル、クロスセルの仕組み、成功事例を解説
●継続促進やファン化のために必要な、商品同梱ツールの作り方、事例を解説
●LTVを上げるメール、LINE、DM、アウトバウンド(電話営業)の方法、事例を解説
●コールセンターのインバウンドアップセル、解約阻止のポイントを解説
●単品通販(D2C)とP2Cの違いを比較表をもとに、P2Cの事例を踏まえて戦略の違いを解説
●amazon販売での成功ブランドの事例紹介、および売れる商品開発、売れる仕組みの作り方を解説。


※上記1テーマ、質疑応答入れて1時間~1.5時間程度
※複数テーマの場合、実施日を分けることも可
※基本はオフラインで実施(zoom実施は別途ご相談)
※所在地により交通費・宿泊費が別途かかる場合あり
※通販事業者だけでなく、支援会社でも可

■過去実績
㈱売れるネット広告社
チュラコス㈱
スタークス㈱

㈱いつも
㈱ダイヤモンドファンタジー


                 1テーマ   5万円
                 2テーマ   9万円
          3テーマ以降1テーマにつき3.5万円

                   「CRMの基礎」のテーマのみ無料実施可 (要確認)
                                                                 ※税別
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社員研修
ワークショップ
社員のモチベーション(一部幹部クラス向けもあり)、知見、自主性の向上が通販会社が成長できるかの生命線です。テーマを絞り、課題を提示し、各自またはグループに分かれてディスカッションしてプレゼンいただきます。1.5時間程度。そのファシリテーションとアドバイス総評を行います。

●ブランドやサブスクモデルの仕組みの理解【マーケティング力アップ】
(個人的に継続して利用しているブランド・商品は?それを知ったきっかけは?買ってどう思ったのか?やめようと思ったことは?等)
●コールセンタースタッフの意識改革【CS力アップ】(CSで大切なこと、楽しいこと、お客様が求めていること、事業者がやってはいけないこと等を洗い出す)
●目先でなく、本質に気づき、長期的目線で目標をたて仕事ができるようになる【経営力アップ】(これから10年以上売り上げを伸ばす会社になるために何が必要かを洗い出し、ディスカッションする)
●自己評価や意識しているまたはしていないことの深層心理を洗い出して、気づきを与える【マインアップ】(会社での今の自分と、未来にこうなりたいという理想の自分を絵にして書く)
●自分たちのCRMを定義する【CRM力アップ】(各自が思う自社のCRMとは何かを明文化する、そのために必要なこと足りていないことを洗い出す)
●ディレクターとしてレベルアップするためのクリエイティブの作り方とポイント【クリエイティブ力・ディレクション力アップ】(販促物として、印刷物として抑えるべきポイントは?作る工程で大事なことは?クリエイティブに落とし込むポイントは?)
●CPOを下げるアイデアをすべて出しきり、できていないことに気づく【広告効率の改善】(各自CPOを下げる施策を思いつく限りだし、効果・費用・期間・リスクを評価してディスカッションする)
●LTVを上げるアイデアをすべて出しきり、できていないことに気づく【利益の改善】(各自LTVを上げる施策を思いつく限りだし、効果・費用・期間・リスクを評価してディスカッションする)
●恋愛や人間関係におきかえてマーケティングを理解する【初心者向け・コミュニケーション力アップ】(なぜ興味をもったのか、どうところが信頼できるのか、好き・嫌いになるときを明文化し、何がポイントかをマーケティングに置き換えて解説)
●お客様とのコミュニケーションの取り方、ポイントを理解する【初心者向け・CS力アップ】(アパレル店員になったと仮定し、始めての方、2回目来店、5回以上来店それぞで、お客様の心理を想像し、何をみてどう声掛けをするのか)
●事業者(自分たち)が思っていることとお客様が思っていることの相違を徹底的に洗い出す(CS力・CRM力アップ)(良いイメージと悪いイメージを、事業者目線とお客様目線で徹底的に明文化し、それがなぜ起こるのか、改善点を見出す)
●お客様が定期を解約する理由を深層心理まで考え、改善点を見出す(継続促進、解約阻止率向上)(お客様が定期をやめる理由の比率、その理由の裏の裏、商品の満足度、競合との優位性を徹底的に明文化してディスカッションする)

■過去実績
・たまごリピートユーザー
・ecforceユーザーパートナー
・弊社クライアント


1テーマ   5万円

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結局、D2Cは情報がすべてです。
他社が何をして失敗したり成功したりしているか知りたくありませんか?

  • セミナー参加するだけでは、生きた情報が得られない
  • 他社の成功事例、失敗事例を知りたい
  • 他社がいまどんな課題を抱えているのか知りたい
  • 実績のある優秀なマーケッターと知り合いたい
  • ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
D2C他社交流ワークショップ
D2C企業は、日本全国で数千社。その中でうまく生き続けているのは上位数%の企業のみです。その違いは、「生きた情報」知っているか否か。今他社がどのような課題を抱え、どう取り組んでいるのか知りたくありませんか。
弊社がD2C企業を集め、テーマごとにワークショップを開催します。
リアルまたはリモートで不定期に実施しております。
ご興味がある方は、次回D2Cワークショップに参加したいと、フォームよりご連絡ください。

                                     初回参加費無料
           2回目以降、 1回あたり参加費一人9,800円
            
                 弊社サービス利用企業は無料 

                                                              ※税別
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健康食品、化粧品、医薬品、医薬部外品、機能性表示食品、食品のLTVを向上してきた実績の数々
媒体、オファー、訴求、ターゲットに合わせたCRM設計
同じ商品ジャンルでも、媒体やオファー訴求、ターゲットなどによって、CRMの課題や優先順位は異なります。
まずは、課題をすべて洗い出し、費用対効果の高い施策から実施します。
LTVが高くなるクレジットカード払いの比率向上など、短期的に改善できる施策も合わせてご提案します。
進まないと見えない景色がある。
まずはお気軽に無料相談。お問合せください。

Case study

導入事例
株式会社K様
月商が3,000万円から5憶円に

アップセルの仕組みをいちから見直し、LTVを155%改善。社員研修から商品開発、同梱ツール、コールセンター、メール、LINEまでCRM全般のアドバイスを行う。

「カート会社のワークショップで出会い、第三者の意見を聞いて、実行できる強い会社を作りたいと思い、支援いただくことになりました。3人でやっていたのが5年で70人を超える会社に。利益を創出してくれるコンサルタントとしてこれからも頼りにしています」
                代表取締役社長S様
株式会社D様
アップセル率を3倍以上改善

チャットボットでのアップセルのオファー、クリエイティブの改善だけでなく、コールセンターのスクリプトまでサポート。わずか3年で、ECの売上を月商100万から5,000万までアップ。

「古い会社の社風を一気に変えてくれた改革者という印象です。何を聞いてもすぐに的確なアドバイスがいただけるので、まだまだ弊社も成長できそうです。」
               
                 EC事業部責任者S様
株式会社Y様
P2Cの物販の立ち上げ。売上を17倍に。

YouTuberのキャスティング、商品開発、商品紹介動画のシナリオ、ECサイト構築、SNS展開、メールやコールセンターのCS構築、LP制作、クロスセル商品の開発、モール販売、WEB広告まで物販活動を一式サポート。販促全般からフルフィルメントまで体制を構築。

「D2Cの知見がなく、事業をどう進めていいか分からないところ、事業計画や商品開発だけでなく、定期通販のモデルを構築し、効率的に利益を創出できる仕組みを作っていただきました。視野の広さと人脈の広さには驚きます。」
                  事業責任者T様

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行動した人だけが勝つことができる。
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Member

コンサルタント紹介
松清将行

合同会社いちる 代表 松清将行

オフラインとオンラインの両方のマーケティングに知見があり、大阪、九州、東京などビジネス文化の違う全国で通販事業支援を行っている唯一無二のCRM専門コンサルタント。通販立ち上げから年商50億までのWEB単品通販会社を中心に、130社以上の企業様をご支援している。DMW九州会員。


通販エキスパート検定1級、カスタマー・セントリシティ、薬事法管理者、登録販売者。

【略歴】
・総合通販会社(年商200億)でセールスライターとしてラジオショッピングなどの脚本を700本以上作成。
・大手印刷会社で単品通販のディレクターとして主に西日本のクライアント様の実務経験を積む。
・WEB主体の製薬会社で通販事業のマネージャーとしてCRMをメインに実務経験を積む。
・2016年に、単品通販のCRMコンサルティング会社を設立。
・大手ECカート会社のユーザー様を対象にワークショップの講師を歴任。
・レスポンスマーケティング、コピーライティングなどの社員研修を全国で実施。 ・新しい通販のビジネスモデルを創造する「DRB創造ゼミ」を立ち上げ。
・月商を10倍以上に上げる事例も多数。
・YouTube「ECchannel」を運営中。

得意分野
事業計画立案、ダイレクトマーケティング、セールスコピー、販促ツールディレクション、コールセンタースクリプト改善、薬機法・景表法監修、社員教育など
見出し ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

セミナーやワークショップの
講師、メディア記事など


DMW、D2Csamitで講演。
super sdudio、W2、テモナ、ネットショップ支援室でワークショップの講師を歴任。
セミナーも多数。
ネットメディアで記事も掲載。
D2Cゴルフ会主賓、コンペも開催。
立ち上げた「DRB創造ゼミ」のゼミシーン。

⚫︎2018年11月2日 DMW九州で講演
「これまで、これからの単品通販のビジネスモデル」
⚫︎2020年2月12日 DMW関西で講演
「勝ち続けられる2つのビジネスモデル」
⚫︎2021年10月5日 D2C Summit Tokyo
「WEB単品通販とD2Cとの違い」

ECのミカタ 今後のECは“顧客理解”が最重要!LTV最大化における「CRM戦略」と「ECカートシステムの選ぶポイント」とは。
https://ecnomikata.com/original_news/31947/
実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

20年間、ダイレクトマーケティングを研究し続けてきた「マニア」
業界新聞や書籍、通販会社の同梱ツール、LP、チャットボットなどのアーカイブの数々

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください

弊社の強みは「人脈」です。
D2C事業者代表、責任者、D2C支援業界の第一人者と購入を深め、御社の事業が成功するまでご支援させていただきます。

実際のスライダーの動きは、プレビュー/公開ページでご確認ください
ウェブナル磯山さん

よくあるご質問

  • Q
    まずは現状を相談してみたい。初回打ち合わせは有料ですか?
    A
    無料です。リモートで30分~1時間現状をヒアリングさせていただき、弊社で何ができるか、どれだけ改善できるかをお話させていただきます。フォームより、ご要望とご希望日時候補をご連絡ください。
  • Q
    これまでどんな会社のどんな商品を支援されてきたのかを知りたい。
    A
    リモートのお打合せ(20~30分程度)で、具体的な会社や商品、どのような支援、改善をしてきたのかをお話させていただきます。フォームより、ご要望とご希望日時候補をご連絡ください。
  • Q
    支援してほしいけど、費用に余裕がないので、相談させてもらえますか?
    A
    上記記載の費用でご契約ご支援させていただいる事業者様がいらっしゃいますので、まずは上記費用でご検討ください。どうしてもという場合は、ご支援期間やご支援方法をできるだけご希望に合わせ、見積りをお出しさせていただきます。まずは、フォームより、初回無料コンサルをご依頼ください。
  • Q
    D2CのCRM専門のコンサルなんですか?
    A
    はい。合同会社いちるは、9期目のD2C専門のCRMコンサル会社です。現在はこてこての単品リピート通販をされている企業様やブランドを重視されているD2C企業様、ユーチューバーが主体の広告に頼らない通販展開をされているP2C企業様などがいらっしゃいます。また、ニーズをお聞きしていく上で、商品開発や新規広告周り、社員研修など幅広くご支援しています。LTV重視、利益重視で通販を全般的にご支援しています。
  • Q
    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。
    A
    ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。

他社通販CRMコンサルとの違い
(スマホは右にスクロール)

表(他社比較+スマホ横スクロール)はタブレット以上のサイズでのみ編集可能です
(実際の公開ページではタブレットサイズ以下で横スクロールが表示されます)
いちる(弊社)
高額系CRMコンサルA社
CRMベンダー系B社
事業シミュレーションの精度
130社の実績をもとにしているので、ぶれにくい
大手の精度は高いが、
中小企業は?
目標設定は高め、
実際は…
チャット、LINE、メールCRM
効果の高いもの
方針として実施すべきものから実施
購入時のアップセルクロスセルは強いが...
それぞれのツールベンダーの力量、担当により誤差あり
同梱、DM、
アウトバウンドCRM
オフライン単品通販の
成功事例が実施できる
DMに頼りがち
外部協力会社に丸投げ傾向あり
実施力
社内リソースでも外部でも早く安くできるほうで実施
制作費を多く確保できるなら…
外部協力会社に頼りがちで、進むものと進みにくいものがある
見出し
紹介文や説明文などを記入してください
紹介文や説明文などを記入してください
×
紹介文や説明文などを記入してください
紹介文や説明文などを記入してください

ご支援に対する想い、こだわり

実際のスクロールの挙動は、プレビュー/公開ページでご確認ください
わたしはどういう人間なのか、どんな想いで仕事をしているのか語らせてください。


--------------パーソナリティ------------

■好きなもの
「挑戦」「気づき」「発想転換」「努力」「通販」「コピーライティング」「ゴルフ」

■嫌いなもの
「常識」「怠慢」「現状維持」「まんねり」「お金だけ」「ただの嘘」

■大切にしていること
「中長期でみる」「人間性」「人間関係」「リーダーシップ」「飛び抜けること」「先義後利」「自分や社会をあきらめない」「遊びも大事」

■長所
「気が長い」「気遣い」「信念を曲げない」「独自の理論がある」「交友関係が広い」

■短所
「嫌いな人はとことん嫌い」「空気を読まないことがある」「こだわりが強すぎることがある」

自分では、よく周りを観察しているので空気を読んで行動しているつもりですが、たまに仲のいい友人から、いい意味で空気を読まない言動があると。。笑
わたしも思い切った発言をしているのは自覚しているのですが、それが一般的には、そんなこと言う?する?と思われることがあります。
社長や上司などに気を遣って、疑義があっても深く追求しないことってありますよね。
もうすでに進めている企画なら、再度見直すことになったら大変ですよね。
人の気持ちを深く知りたいけど、これ以上聞いたら気分悪くしそうだから、遠慮することってありますよね。
そういう時でも、構わず意見や指摘、質問をします。
ある意味、面倒なやつかもしれませんw

ですが、それをないがしろにすることのほうが、リスクだと思いますし、今からでもできることがある、今後のことも考えたら、再度見直すべきだと思うのです。

そんな性格かつ仕事の仕方なので、合う合わないはあるかもしれません。
合わないと思うなら仕方ありません。
ですが、そこに価値を感じてもらえるなら、とことん全力でご支援いたします。


--------------想い------------


今のWEB単品通販、D2Cは、以前よりはるかに難易度が高くなりました。
競合も多く、消費者のリテラシーも高くなり、行政の取り締まりも媒体考査も厳しく、儲かる案件しかアフィリエイターも扱ってくれなくなりました。
ですが、20年以上通販業界にいて感じるのは、ただWEBバブルが終わっただけで、今がふつうだと思います。
適当な商品を作って、新規はアフィリエイターに任せて、LTVを担保する無理やりなCRMをするだけ、ただそれだけでは儲からない時代になったというだけです。
テクニックも非常に大切ですが、それだけに頼らず、エンドユーザーの悩み課題をとことん調査し、他社に簡単にまねされない独自性のある商品をつくり、WEB広告だけに頼らず、地道に正しい努力続けると、時間はかかれど必ず道は開けてきます。

「大きな希望・目標を持つこと」
「まずはやってみること」
「とことんやり続けること」
「最後まであきらめないこと」

どんな商売でも同じです。

一緒に、たゆまぬ挑戦、努力をしていきましょう!

お仕事をお受けできないこともございます。

時期によって、ご依頼が集中し、すべての企業様の支援ができないことがあります。
また、物価や人件費などのコスト増により、ご支援費用を見直させていただくことがあります。

ご覧になった時が吉日です。忘れに今すぐお問合せください。

Flow

サービス導入の流れ
Step.1
ご相談の予約
まずは、どのサービスにご興味を持ち、どのような課題があるかをできるだけ明確にして、問い合わせフォームよりご連絡ください。
Step.2
お打ち合わせ・ご提案
一度、オフラインまたはzoomにて、お打合せをお願いいたします。そこで詳しく御社のご事情や課題をお聞きし、弊社がどのように貢献できるかをご提案いたします。
弊社独自のCRM施策チェックリストがありますので、そのシートにご回答いただき、課題を洗い出します。
Step.3
ご契約
御社の課題と弊社が改善すべきと思う課題をすり合わせ、優先順位、スケジュール、KPIなどを定め、御社だけの契約書をお送りします。捺印いただき次第、ご支援を開始いたします。
Step.1
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【D2C用語・Q&A・マーケティングコラム】


------------------------ LTVとは --------------------------

Life Time Value。一人のお客様が、事業者と接してから一生でもたらしてくれる売上(利益)のことです。
D2Cでは、1年間のLTVのことを指すことが多いのですが、ここ最近は新規獲得が難しくなり、2年間のLTVでみてCPOをどれだけ許容するかを判断する企業も増えてきました。LTVの例を挙げると、月5000円の商品を毎月定期コースで10年間続けてくれたお客様ならLTVは60万円ということになります。

なぜLTVを把握する必要性があるのか…

一人の定期客を獲得するのに広告を使ってCPOが1万円かかったとして、初回の販売価格が1000円、2回目以降が4000円とすると、平均購入回数が4回ならLTV13000円(1000+(4000*3))。商品原価や送料、手数料などもろもろコストを引くと利益は半分ほどの6500円程度。つまり、6500円-1万円でとなり、一人獲得するたびに、3500円の赤字が確定してしまいます。それではすぐに資金がショートして事業撤退、最悪倒産です。ではどうすればいいかというと、平均購入回数を7回にもっていき、LTV25000円(1000+(4000*6))。25000円-10000円となり、利益として+5000円ととなるようCRMを強化して黒字を見出す必要があるわけです。ちなみにこのようなKPIを達成したD2C企業が広告費を何億円も投資して、わずか数年で、年商100億規模になっているのです。

勘違いしてはいけないのは、LTVは、売上でなく、「利益」が本来の意味です。カートシステムなどでLTVを抽出すると売上として出てきますし、上記の例のように、計算上は売上として扱うことが多いのですが、利益までしっかり把握して、シミュレーションを組み、KPIを設定し、随時確認しながら事業を慎重に進めることが大切です。

D2CにおいてLTVに大きく影響を与えるのは、ターゲット、訴求、商品力、価格帯、認知力、アップセルの設計、F2転換率、解約阻止率などです。CPOとLTVはD2C事業の根幹となす指標です。D2C事業を営む社員全員が意味をしっかり理解し、把握する必要があります。

LTVの高い企業だけが今後もD2Cの業界で生き残っていくことでしょう。
----------------------- CRMとは -------------------------

D2CのCRMとは何かというと、「短期的にLTVを高める仕組み作り」であり、「中長期的に顧客を知り、つながり、関係値を築くこと」です。

「短期的にLTVを高める仕組み作り」の具体例をあげると、購入時のカートやチャットボットでのアップセルやクロスセル、購入後の商品同梱ツールステップメール、DM、LINE、アウトバウンド(電話営業)などです。

「中長期的に顧客を知り、つながり、関係値を築くこと」の具体例をあげると、アンケート、訪問インタビュー、グループインタビュー、会報誌、メールやLINEでのコミュニケーション、電話でのお客様対応、自社見学イベント、ハガキやメールでのご挨拶、誕生日祝い企画、優良顧客への特典、ランク制度、お客様の商品開発参加などです。

CRMというと、MAツールを導入して、顧客データの分析をし、ステップメールなどを自動配信することだけと勘違いされる方も多くいらしゃいます。また、アドアフィメインのD2C企業は、F2転換率を高めることだけ、定期客の解約阻止をすることだけ、と決めつけている方も多くいらっしゃいます。それでもうまくいく場合もまれにありますが、それは数百社のうち1社程度。CRMのほんの一部しかやっていないと、市場環境が変わればすぐに崩れてしまいます。

CRM強化のスタートは、お客様をとことん知ること。商品やサービス、自分たちの会社がどいういう理念方針なのか明確化し、お客様に伝えること。そして、数値的なボトルネックをみつけ、短期的かつ長期的に改善施策を打ち続けることです。
面倒で地味でABテストもしにくく、改善に時間がかかるので、強化していない企業が多々ありますが、これからの激戦の時代、CRMを強化してLTVを上げる仕組みがない企業は生き残れません。

わたしが思うCRMの核は、「こだわりを持つこと」です。

他社はどうでもいいのです。自分たちがどうしたいのか、どうありたいのか、そのこだわりがお客様の心に合致したときに、信頼関係が築け、その結果、ファン化が起こり、後々ブランドとして確立していくのです。

英語でCRMというと、人によりイメージが違い、分かりにくいですが、D2C企業の事業を支える、大事な大事な『リピート戦略』です。利益を創出し、事業を継続的に営むための、「心臓」といってもいいでしょう。CRM担当をつけたり、責任者をおいたりして、企業としてリソースをさき、強化することをおすすめします。
------------------------ F2とは --------------------------

購入頻度(Frequency)が1回から2回への継続率のことです。F2転換率ともいいます。

例えば、定期コースだけの売り方の1ステップモデルなら、LPから定期初回割引価格で申し込んだお客様が100人いたとして、2回目の定期商品を受け取り支払いをしたお客様が70人いたとした場合、F2は70%になります。(実際使うときは、「%」も言わず、F2が70と言うことが多い)

なぜD2Cにおいて、F2が大事なのか? それは、LTVに影響が非常に大きいからです。

■パターンA
定期1回目100人、2回目70人、3回目49人、4回目34人、5回目24人、6回目17人…
パターンB
定期1回目100人、2回目30人、3回目21人、4回目15人、5回目10人、6回目7人…


パターンAとBの違いは、F2が70%なのか、30%なのかだけです。(2回目以降の前回比の継続率は同じ)
1回目が1000円、2回目が4000円とすると、パターンAのLTV(1年間の一人あたりの売上平均)は約1万円。パターンBのLTVは約5千円と【半分】になるのです。3回目以降の継続率をいくら高めても、分母がかなり少なくなってしまっているので、LTVがほとんど上がらないです。

また、現実問題、もともと1回でやめる気満々のお試し目的のお客様が一定数いらっしゃり、紛らわしい広告表現や購入確認画面での情報不足などにより、定期認識がなく辞めるお客様も非常に多く、初回だけ大幅に割引していることも多いことから、2回以上購入していただくハードルは意外と高いのです。

いまのF2の平均を出すのは非常に難しいですが、おおよそ50%と参考に覚えておいてください。実際は、下は10%代、上は90%代もあります。商品や広告表現、オファー、ブランド力などによって、大きく異なるため、F2を改善するということは、事業全体を見直すレベルに近いと言っても過言ではありません。

F2には、2ステップモデルで、お試し購入から本品購入のことをさすこともありますが、紛らわしく意味合い的に適切でないため、この場合は「お試しからの本品引上げ率」と言い方を変えるべきです。
また、1ステップの通常定期のF2はどこの企業も低い傾向にあるため、まとめ配送コースや購入回数約束(しばり)のある1年コースなどのアップセルコースを設計して誘導し、LTVを上げるのが今の成功パターンなっています。必ず覚えておきましょう。

F2を上げるために、1回で辞めたらキャンセル料を取るなどして、無理やり辞めさせないような一時的な措置だけ講じても決してうまくいきません。お客様がなぜ辞めるのか、徹底的にヒアリングして、ひとつ一つ課題を見つけ、改善していきましょう。
--------------------- アップセルとは ---------------------

D2Cにおいてアップセルとは、「1 通常定期コースから、定期まとめコース、またはしばり(購入回数約束)コースへ誘導することを指すこと」がほとんどです。

実は、これ以外にも、「2 お試し購入から本品購入に引き上げること」「3 お試し購入から定期に引き上げること」「4 都度買いの本品購入からまとめ買いに引き上げること」、「5 都度買いの本品購入から定期に引き上げること」「6 購入商品からより高単価な上位商品に引き上げること」「7 まとめ配送コースから年間コースへ引き上げること」もアップセルといえます。


2 まれで、食品や高単価商品、化粧品のライン使いのものならあります。
3 アップセルというより定期引き上げ率としてとらえたほうがいいでしょう。
4 置き換えダイエットなどある程度期間を絞って購入する商品によくあります。保存のきく、洗顔せっけんなどもありますね。
5 まれで、ブランド力のある商品でお試し商品がない場合はありえます。
6 訴求は同じでも商品が変わるので上位商品へのアップセルと別にとらえたほうがいいです。
7 はまれです。年間以上のコースに誘導するメリットデメリットを把握したうえで実施が必要です。

アップセルもいろいろありますが、それぞれ目的が違うため、何から何に引き上げることなのか、それがどれだけ事業への影響度があるのかを理解することが大切です。

1に戻ります。具体的な例を2つあげます。

1つ目は、毎月お届けする定期コースから、3ヶ月毎3個のまとめ配送コースに誘導するような事例です。
毎月5000円なら、まとめコースにすると1個あたり500円安くして4500円とする設定です。
単価が低くなるにも関わらず、なぜメリットがあるのかとうと、送料の負担が減り、1回あたりの購入単価が上がり、その結果、LTVが上がることが分かっているからです。
2017年くらいから王道の成功パターンとされてきました。

2つ目は、毎月お届けする定期コースから、3ヶ月毎3個、それを4回購入約束いただく1年コースに誘導するような事例です。
毎月5000円なら、まとめコースにすると1個あたり1000円安くして4000円とする設定です。
初回オファーにもよりますが、初回1本無料としても、4000円×11個の44000のLTVを確保することができます。
実際は、しばり期間内でも解約するお客様はいますが、それでも通常の定期コースよりLTVが2.5~3倍になります。

アップセルのできる4つのタイミング

●注文完了前
●注文完了後
●商品購入後(初回同梱)
●商品購入後(2回目同梱以降)

費用対効果が高いのはなるべく早くです。ただし、購入後も同梱ツールやメール、アウトバウンド(電話営業)でアップセルに誘導すると着実に引き上がり、LTVが上がります。

覚えておいてほしいのが、アップセル率によりますが、まとめ配送コースに誘導するくらいでは、LTVが大して上がらないことがほとんどです。しばり=悪と思い込んで、やらないのはナンセンスです。特商法の表示をしっかり行い、しばりコースにお客様を誘導し、LTVを高めましょう。それが、お客さまのメリットにもなります。winwinなアップセルをやらない手はありません。
--------------------- クロスセルとは ---------------------

D2Cにおけるクロスセルとは大きく分けて2つあります。

1つ目は、購入時にこの商品も同時に使えばより効果が高まりますよと訴えてオファー強めでダブル定期コースに誘導することです。
化粧品ではよく実施されています。。購入完了後のサンクスページでよく実施されています。
クロスセル率が非常に高い事例もまれにありますが、ほとんどが1割程度です。
購入時に、アップセル誘導をするかクロスセル誘導をするのか、迷われる方が多くいらっしゃると思いますが、別の商品を端的に訴求して価値を感じてもらい、両方定期コースを初めから選ぶお客様は決して多くありません。オファーを強くしてクロスセル率を高めても、そのクロスセル商品を使わず余ってしまうと、いいと思って買った本来の定期コースの解約にもつながるので注意が必要です。

2つ目は、購入後に、購入した商品とは別の一緒に使ってもらいたい別の商品をプレゼントで同梱したり、その商品を使うメリットをしっかり啓もうし続け、ダブル定期コースやまとめ買い(都度買い)に誘導することです。購入した本商品がいいと判断され、継続しようと思っていただくことが大前提ですが、続けて購入いただけるということは、接点が何度も生まれます。その都度、別の商品の啓もうが行え、その価値を感じてもらえるようになれば、初回購入のハードルを下げることで、2回目、3回目、4回目と継続購入が続くたびに、別の商品が売れる仕組みが作れます。短期的には1つ目の施策のほうが数字に表れやすいのですが、長期的には2つ目のクロスセルのほうが利益を創出できるようになります。

クロスセルの事例をいくつかあげましょう。

ファンデーション+クレンジング。
からだの外からの付ける化粧品や育毛剤+体の内側から栄養を摂るサプリメント。
ダイエット茶+腸内環境をよくするサプリメント。
美容サプリ+スキンケアコスメなどです。

ご注意ください。

安易に開発したクロスセル商品は売れません。在庫が山のように残りコストとなります。
入口商品と同じくらい、中身だけでなく、どいういう訴求ができるかまでしっかり考え、商品にとことんこだわりましょう。
また、原価率や販売価格も適正でないと儲かりません。LTVも大して上がりません。
成功事例も実は少ないので、できるだけ情報を集めて、慎重にシミュレーションをして実施しましょう。
--------------------- 解約阻止率とは ---------------------

D2Cにおける解約阻止率とは、定期客が解約の連絡をしてきた時に、どれだけ解約されず継続してくれるかの率のことです。
まず解約方法の選択肢を何にしているかが大切です。
電話、マイページ、メール、LINE、ハガキなどです。
継続率が高まる成功パターンは、「電話のみ」にすることですが、電話がつながらない、または営業がしつこく解約ができないとクレームになると、特商法違反で最悪業務停止命令が出されます。80%程度の応答率を守りつつ、電話でお客様の本音をしっかりヒアリングして、解約につながるボトルネックをみつけ、その対策を講じ、トークスクリプトに落とし込みましょう。
最近ではチャットボットにより、解約する前に、ヒアリングしながら継続を促す仕組みもできてきましたが、電話のほうがいいのが現状です。コストと解約阻止によるLTV向上の貢献度を加味し、解約方法の選択肢や阻止の仕組みを構築しましょう。

解約阻止率の定義

しばりのない、解約の意思があるお客様の連絡受けた時に、お届け日を伸ばしても、スキップしてもらってでも、定期継続にすることです。
しばり期間内の解約連絡で、約束通りの回数を守ってもらうことは別の指標になります。
また、同商品でなく、別の商品を提案して定期が継続するなら、それも阻止として扱ってもいいでしょう。
定義によって阻止率が大きくことなるので、定義をしっかり定めて、PDCAを回しましょう。

ご注意ください。

無理に解約するのを阻止するなんて、お客様目線じゃない。悪いクチコミが広がるリスクは避けたい。気持ちよく辞めてもらったら、また再開してくれるはず。
そう思われている企業も多くなってきたかと思いますが、現実問題、一度定期を解約されたお客様が定期コースを再開される率は非常に低いのです。
阻止をしないというのは間違いだと思います。
自信をもっている商品がなぜ使われないのか、価値を感じなくなったのか。価格が高いと感じられているのか、その理由を徹底的に聞くは当然です。商品に自信があるなら、継続してもらう提案はするべきです。


※「解約阻止」というとお客様に失礼で、無理矢理感があるので、「継続促進率」という言葉を使われる企業も増えてきました。それはそれで方針としていいことではありますが、言葉の意味合いとして事業者目線では「解約阻止率」のほうが目的がはっきりしていて改善につながります。

----------------------- D2Cとは -----------------------

D2Cとはそもそもどのようなビジネスモデルなのか。

ブランド志向のネット通販?
従来の単品リピート通販の言い換え?
アドアフィメインのイケイケ通販?
ニッチ商品メインのお悩み改善通販?
通販と小売り卸展開、両軸のメーカーブランド?
amazon専業メーカー?
ベンチャーキャピタルから資金提供もらって上場を目指す会社?
WEB広告に頼らず、自社メディアで集客できる通販?
有名アンバサダーが開発した商品販売?
大手ナショクラの通販事業?
社会貢献につながる事業?

広義の意味では、どれも正解です。

Direct to Consumerの略なので、その言葉の意味から解釈すると
「こだわりの商品を作り、直接お客様に販売し、関係値を築き、事業を拡大させる、通販主体のビジネスモデル」
と言えるでしょう。
ということは、バラエティショップやドラッグストアなどでの小売り卸展開が主の事業モデルはD2Cとは言い難いですね。

D2Cという言葉が使われ出したのは2017年あたりです。
なぜそう言われ出したのか大きな理由は3つあります。

1つ目
オフラインの媒体がメインで中高年をターゲットにした単品リピート通販という言葉しかなく、WEBメインの通販に適した用語がなかったから。(かっこいい言い方にしたかった)
2つ目
リスティングやSEOアフィなど、顕在層に向けた集客方法や、アドアフィメインの攻めた集客方法がうまくいかなくなり、SNSでのクチコミやブランド力重視のビジネスモデルが出てきた。(単品リピート通販から新たなビジネスモデルへ)
3つ目
事業を始める経営者層の変化(大雑把に例えるなら、地方で必死にお金儲けをしたい人→大都市のエリート)

この業界に長い人に聞くと、だいたいは単品リピート通販とD2Cは同じと答える方がほとんどです。
わたしも6~7割くらいは同じと思いますが、3~4割は違うと思ってます。

どこが違うのか

●広告だけに頼らなくなってきている点
●クチコミで認知向上、集客を行っている点
●ダイレクトレスポンスマーケティングより、イメージを重視した世界観になってきている点
●ベンチマークしている企業のちがい(単品リピート通販:やずや D2C:バルクオム)
●通販だけでなく卸展開も考えている点
●CPM(カスタマーポートフォリオマネジメント)で重視知る単価が低くても継続客を増やすことを重視するのではなく、F2や客単価重視の点
●他社では簡単にまねできない商品や集客方法を構築している点
●20代から40代のWEBリテラシーと通販リテラシーの高いお客様がターゲットなっている点(オフラインの単品リピート通販は60代以上のアナログ世代)
●販売商品ジャンルが広がったこと(健康食品、化粧品だけでなく、食品や電化製品、雑貨など)
●定期購入だけでなく、都度買いまとめ買いが主のものもある点
●行政の監視、媒体考査が厳格化し、攻めた広告が出しにくくなってきた背景
●事業者でなくカート会社など支援側からその言葉を流行らせている点

D2Cという言葉が生まれた理由は、「新しいビジネスモデルへの期待」です。

これほど定義が定まらないのは、確固たる儲かるビジネスモデルが見つかっていないからともいえます。

今の時代、CPOが非常に低く、LTVがある程度高く、広告をぶん回せば売上も利益を莫大に大きくなるということはなくなりました。

だからこそ、他社にまねされにくい商品、廃れない集客方法、クチコミという資産を増やし、CRMを強化して儲かる仕組みを構築し、永続的な事業を目指しているのです。

これまでは正直、他社の真似をして、集客に強い代理店やアフィリエイターさんに丸投げしたら、それでうまくいく時代でしたが、これからはそうはいきません。

こだわりを持ち、創意工夫と努力をし続けた企業が勝っていくのです。
これまでが異常だっただけで、今が「普通」です。
追い風は今後も期待できません。
しっかりマーケティング力を高め、独自のD2Cビジネスモデルを見つけていきましょう。
----------------------- P2Cとは -----------------------

P2Cは生まれてまだ数年しかたっておらず、成功事例も数十個しかない新しいビジネスモデルです。

簡単に言うと、ファンが多く、自ら発信できるSNSを持っているインフルエンサーおよびアンバサダーが、自らの専門性を活かしてオリジナルで開発した商品をSNSを中心に販売する通販です。

■メリット

広告をあまり使わなくても集客できるので、商品原価が高くても利益がでるため、商品にかなりこだわって開発ができます。また、ブランドや戦略にもよりますが、D2Cの商品より、販売価格を抑えて販売することができるため、初回のオファーをあまり強くしなくても顧客を獲得しやすい傾向にあります。リピート購入の割合も多く、大掛かりなCRMを構築しなくても、自然と売れる仕組みになりやすいのです。

■デメリット

商品ではなく「人」で売れるので、人に依存し、商品ブランドが構築しずらい。
その人の不祥事などにより、ブランド力が大きく低下し、売り上げが急減することがある。
人にはいい意味でもわるい意味でも限界があり、はやりすたりもあるので、数年後に頭打ちが来ることが多い。
メーカーとしてSNS運用、商品開発に注力しがちで、販促活動に強化しずらい(通販マーケティングに強い責任者や、パートナー企業が必要)

売り場のメインは、現状Amazonが主です。
ユーチューブの概要欄からamazonリンクに飛んでいただき、購入に導く流れです。
自社ECカートでは、ecforceのような定期特化カートだけでなく、デザインの自由度が高く安価なShopifyの利用も増えてきました。

商材によりますが、健康食品や化粧品なら、定期誘導も可能ですが、定期にがっつり誘導しなくても利益が出る仕組みなので、都度買い、まとめ買いがメインの企業が多い印象です。


【売り上げ規模イメージ】

チャンネル登録が50万程度、動画の平均視聴回数が2~3万程度であれば、動画でうまく商品を啓もうできれば、年商5~10億は可能です。利益率も高いので初年度から営業利益2~3割も可能です。だからこそ、いま非常に注目されているビジネスモデルなのです。

ただし、参入障壁が高く、有名ユーチューバーやインフルエンサーに声をかけても、なかなか取り合ってもらえませんし、レベニューシェアでもインセンティブを多くとられてしまいます。かといって、YouTuberをいちから育てるのは至難の業ではありません。つまり、逆にいうと、一度それが構築できれば、儲けやすく、まねされにくいビジネスモデルなので、今後必ず市場は大きくなっていくでしょう。

【注意点】

数多くのP2Cの事例をみてきましたが、ただ有名な芸能人や登録者の多いYouTuberと組んで展開しても、そもそもファンと販売する商品のターゲットが合っていない場合は売れません。
また、YouTubeで普通に商品を紹介しても面白くないため、視聴回数が伸びず、再生時間も短く、思ったほど売れないということもあります。
どのようなブランド、商品、ターゲット、価格にするのか基本戦略をしっかり固めないといけませんし、商品を面白く楽しく違和感なく視聴者に伝える、その工夫が必須です。それが毎月ずっ~と続きます。大変ではありますが、それを楽しめるメンタルが大切ですね。

【最後に】

現在は通販が主体ではありますが、小売り卸展開も今後広がってくるでしょう。
何十万というフォロワーがいなくても、数万程度でもP2Cは可能です。C2Cに近い形でも市場は広がっていくと思われます。SNS展開、フォロワー獲得が、個人でも企業でも非常に大切な時代になってきてるので、リソースを割いて強化することをおすすめします。
----------------- アドアフィリエイトとは ----------------

そもそも、事業者がアフィリエイターに集客をお任せして成果単価でお支払いするアフィリエイト広告は、D2Cの新規客獲得において、これまで非常に成果を出してきた新規客獲得手法です。

歴史的にGoogleのSEOのアルゴリズムが大きく変わる2018年くらいまでは、SEOアフィが主流でした。SEOアフィとは、ブログなどの記事をアフィリエイターがネット上に公開し、自然検索で上位に表示され、その記事を読まれたエンドユーザーがその記事のリンク経由で購入すると1件あたり1000円から2000円程度の成果報酬を支払う仕組みです。まとめサイトやランキングサイトもその類いです。一部、アフィリエイターがリスティング広告を使って広告を出すこともありました。育毛剤などSEOに強いランキングサイトの上位に掲載してもらうためには、月額固定費を支払い、さらに1件当たりの成果報酬を支払うということも多くありました。この方法で、月に数百件から多いと数千件の新規客が獲得できていたのです。1件の定期客を獲得するコスト=定期CPOが4000円~6000円、LTVが1万数千円で利益が出る仕組みだったのです。

ただ、GoogleのSEOのアルゴリズムが変わったとたんに、アフィリエイトサイトは軒並み上皮表示されることがなくなり、D2C事業者は月に1000件とれていたいのが、月に100件も取れないようになりました。
リスティングではなく、ディスプレイ広告、ネイティブ広告、SNS広告が主流になったころからアドアフィリエイト全盛期になりました。

アドアフィリエイトは、クローズドASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)経由で、アフィリエイターにWEB広告や記事LPをすべてお任せして、獲得した件数ごとに成果報酬を支払う仕組みです。

成果単価は6000円から1万円程度。広告費までアフィリエイターにお任せするので、単価は高くなってしまいますが、初めから3回しばりの定期コースや、まとめ定期コース(3ヶ月毎3個など)にアップセルを仕掛けたり、定期解約をしにくくすることで、LTVを2万円弱まで伸ばすことで利益が出る仕組みになりました。

2020年頃までは、媒体考査もゆるい時代だったので、広告表現はかなり攻めたものが多く、定期ともわかりにくく、しばっていることもわかりにくかったため、新規客がおそろしいほど獲得できたのです。
事業者やアフィリエイターにとってはとてもいい時代でしたが、その反面、お客様からのクレームが殺到し、行政指導が相次ぎました。さらには、NHKでWEB広告の闇として、フェイク広告ややらせ広告などが特集され、2020年7月には広告代理店やアフィリエイターなど6人が薬機法違反で逮捕される事件が起きました。そうして消費者も簡単に衝動買いすることがなくなっていったのです。
それから、健康食品や化粧品などのD2Cの商材を扱う広告代理店やアフィリエイターが一時的に減りましたが、他の業界や商材より、D2C商材のほうが儲かるということで、最近ではまた依然と同じような状況に戻りつつあります。

【アドアフィリエイトのメリット】

●WEB広告を知らなくてもいい
●お金さえあれば楽に集客できる
●商品とLPだけ用意すればあとはお任せでいい
●記事LPも作らなくていい


【アドアフィリエイトのデメリット】

●どんな広告を出しているのかすべて把握するのは難しい
●景表法、薬機法違反のリスクがある
●売れている情報が他の事業者に漏れやすい
●全承認が基本なので、決済の与信落ち客の分まで成果報酬を支払うことになる
●獲得できすぎた場合、キャッシュがないと回らない
●アフィリエイターの気分次第なので、月数千件とれていても、翌月0になることもある
●アドアフィで実績のある商品以外はほぼ取り扱ってくれない
●CVRが落ちやすい確認画面でのアップセルは実施できない
●まねた競合商品がすぐに出てくる


【アドアフィリエイトで成功するためのポイント】

●直接アフィリエイターと仲良くなること(基本飲みにケーション)
●細かいクリエイティブの修正指示をしないこと(レギュレーションはゆるめがいい)
●チェックバックは即時行うこと
●月の獲得上限をできるだけ設けないこと
●アフィリエイターが扱いたくなる商材、LP、価格にすること
●支払いを毎月でなく、2週間に1回とか1週間に1回とか早くすること

【最後に】

スーパーアフィリエイターが言われる人が日本に10数人います。ほんとうにすごいです。クリエイティブのテストの数も半端ではありません。到底まねでないほどです。私から見ても非常に優秀です。仲良くしてうまくお付き合いできればそれにこしたことはありません。ただし、上記のようなデメリットもあるのは事実です。わたしの知る限りは、事業者がASPやアフィリエイターとうまく付き合いながら、インハウス化してノウハウを蓄積してLTVを考慮してPDCAを回していくのが長期的にはいいと思います。

D2Cビジネスにおいて、WEB広告は「命」です。広告運用、アフィリエイト、SNSなどあらゆる手法を使って最適化していきましょう。
---------------- D2Cコンサルタントとは ---------------

単品リピート通販のWEBに特化したコンサルタントのことを言います。現在、日本に数名程度。

SNSコンサルタントやWEB広告のコンサルタント、モール系のコンサルタント、SEOコンサルタントなど、いち領域に特化したコンサルタントはたくさんいますが、商品開発から広告、CRMまで、事業全般の支援ができるコンサルタントは、ほぼいません。通販関係のコンサルタントで多いのは、わたし個人の体感ですが、楽天市場のコンサルタント、Amazonのコンサルタント、オフライン単品通販のコンサルタント、D2C(WEB単品通販)のコンサルタントという順番でしょう。最近ではP2Cのコンサルタントも出てきました。仕事内容的にはコンサルと変わらない動きをしても、コンサルと名乗らない場合も多いので、いいD2Cのコンサルを見つけるのは簡単ではありません。

見つける方法としておすすめなのは、X(Twitter)やFacebookで業界人をフォローしまくったり、オンラインセミナーやリアル展示会に何度も参加したり、D2Cの会やD2Cサミット、EC大交流会(旧ひよこの会)などの大きなイベントに参加したり、商品開発のOEM会社やカート会社、広告代理店に紹介してもらうことがおすすめです。もちろんググってリスティング広告やSEO上位の企業も候補のひとつになりますが、実績や実力が伴わないことも多いので注意が必要です。また、ツール会社が一部領域でコンサルの部署を設けている場合もありますが、D2Cの業界においては、経験値の非常に少ないコンサルが多いので気を付けましょう。

コンサルタントと言えば、
1. 戦略系 2. 総合系 3. 会計系 4. 財務系 5. 人事系 6.IT 7. 事業再生 8. シンクタンク系がありますが、D2Cコンサルタントは1の主に戦略系になります。


《いいコンサルタントのポイント》

・ビジネスモデルを指南できること(事業シミュレーションが組めること)
・売れる確率の高い商品アイデアがあること(OEM会社を知っていること)
・強い広告代理店やキャスティング会社とつながりがあること
・フルフィルメント全般を構築できること(カートから決済、物流、コールセンターまで)
・実績があること
・業界内で評判がいいこと
・想定外の課題やアクシデントがあった時に対処できること
・コピーライティングやデザイン力があること
・マーケティング全般を理解していること
・キャッシュフローを理解していること
・数字の責任感があること
・情報を鵜呑みにせず、裏取りをする
・社員研修ができる
・人材紹介ができる

《ダメなコンサルタントのポイント》

・過去の成功事例ばかり言う
・概念・考え方ばかりで具体策に落ちてこない
・分からないことも知ったかぶりをする(なんでもできると言う)
・素行が悪い
・自分の意見がない(否定、対案を出さない)
・レポート(報告)ばかりで次に何をしたらいいかのアドバイスがない
・事業社の状況、方針、社長の意向を理解していない
・費用が低すぎる(または高すぎる)

当然、すべての領域に強く、すべての領域で実績があるコンサルタントはいません。
実績や得意領域、交友関係、人柄の確認をし、支援を求める領域で力になってくれそうなコンサルタントを選ぶと良いでしょう。ただし、コンサル会社ならいいわけではありません。コンサルタント、つまり人が大切です。
人と人。結果を出すことはもちろん、コミュニケーションをしっかり図れるコンサルタントをおすすめします。

---------------- 記事LPとは ---------------

簡単に言うと、Yahoo!やLINE、smartnewsなどのネイティブ系の媒体やSNSなどから、バナー広告や動画広告をクリックした後に、LPやチャットボット(フォーム)に誘導する前にクッションとして1回挟む、記事が主体のLPのことです。

■記事LPが重要視され、流行った理由

①WEB広告のLPは、一目でエンドユーザーに広告と思われてしまいます。それでもCVRが高い時期(2015年~2019年くらい)もありましたが、今は離脱が増え、CPOが高くなってしまいました。そうして、企業の発信ではなく第三者が記事を書いた風に見せ、それをエンドユーザーに読み込ませて、興味と購入意欲をそそる記事LPの価値が増してきたのです。

②目につきやすい商品LPは、行政や競合からの指摘が入りやすいため、表現の強いクリエイティブが難しくなってきました。また、媒体の商品審査、商品LP考査も非常に厳しくなり、薬機法、景表法をしっかり遵守することで、かなり真っ白な表現になってきました。そこで、目立ちにくいクッションとなる記事LPを挟み、クリエイティブ表現を攻めたり、訴求をいろいろテストすることで、CVRを高める必要が出てきたのです。

③事業者ではなく、広告費をもち、CVごとに成果報酬をもらうアフィリエイターが、商品LPだけでは売れないので、さまざまな記事を作成し、成功パターンを見つけ、それをさまざまな企業の商品で実施したことも、これだけ記事LPが流行った要因のひとつです。

④商品LPをこまめに修正するのは時間と労力、コストがかかるため、記事LPのほうがPDCAを回しやすいこと。

⑤従来はワードプレスで作成することが多かったのですが、最近はSquad beyondのような簡単に記事を作成でき分析できるツールがあることも、記事LPがよく使われるようになった要因のひとつです。

■社会問題になった事例

2019年1月、NHKのクローズアップ現代という番組で、ネット広告の闇という特集が組まれ、そこで取り上げられていたのがフェイク広告です。つまり、うその広告です。実際使ってもおらず、広告の使用許可も得ていない芸能人を勝手に使って、絶賛していると記事にしたり、テレビの情報番組で紹介されていないのに、紹介されたと勝手にマスのチカラをかりて、権威付けをしたり、やりたい放題の時期がありました。こういった誇大を超える、うその広告で、月に何万件もの注文を獲得する商品が続出していたのですが、2019年以降、とくに2020年7月のステラ漢方事件を契機に、行政のチェックや媒体考査もより厳しくなり、フェイク広告は激減しました。ただし、現在も、誇大表現といっても過言ではない攻めた記事LPは依然と多いままです。

では、次に、実際どういったことに気を付けて記事LPを作成したらいいのかをお伝えします。

■良い記事LPを作成するポイント

●キャッチコピー、写真、動画など、ファーストビューに徹底的にこだわりましょう。
●CTAボタンを最後にして、しっかり商品啓もうを行ってから購入フォームに導きましょう。
●他社の成功している記事を集めて、コンテンツや見せ方を分析してみましょう。
●映える動画コンテンツを多く入れましょう。
●文字と画像・動画のバランスをよくしましょう(文字が3分2以上にならないように)
●できるだけ、掲載媒体のテイストに合わせましょう。
●できるだけ、ビフォーアフター感を演出しましょう。(具体的なベネフィット重視)
●F2が極端に悪くならないよう、お試し、都度買いと勘違いされないよう、定期認識されるように書きましょう。
●LTVを落とさないよう、定期を簡単にやめられると言わないようにしましょう。
●遷移先を商品LPだけでなく、即チャットボットもテストしましょう。
●媒体出稿を続けているとクリエイティブが疲弊してくるので、訴求や見せ方の違うパターンをいくつか作成して、テストし続けましょう。
●記事の長さは、無駄なコンテンツがなければ、長くてもかまいませんん。


■最後に


顕在層向けのリスティング広告の成果が落ち続ける中、潜在層にまで訴求する記事LPは、今や商品LPよりも重要といっても過言ではないくらいCPO、LTVに大きく影響を与えます。そこで結果を出すためには、ダイレクトレスポンスマーケティングのレベルアップ、ニーズ・顧客インサイトの具体的把握、PDCAを回せるリソース、できる人材が大切です。広告代理店やアフィリエイターさんのチカラも借りつつ、自社で運用できるよう努力しましょう。